SKD材の特徴や種類、選定のポイントを教えてください。
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精密部品 調達コストダウン.comでは、SKD材の部品調達代行サービスを行っています。また、運営する伊藤精密工具製作所は測定ゲージメーカーでもあり、SKD材を長年にわたって使用してきました。SKD材の特徴や、選定のポイントをご説明します。
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SKD材とは
SKD材は耐摩耗性が優れている合金工具鋼です。S(鉄) K(工具) D(ダイス、金型)は、 別名ダイス鋼とも呼ばれます。 ダイスとはダイという金属の成形に使用する工具で、 複数形でダイスと呼んでいます。
SKD材の種類
SKD材は熱間金型用、 冷問金型用と大きく二つの用途によって分類されています。熱間、冷間とは簡 単に言うと使われる環境を指しています。 熱間は長時間高温にさらされている間、その金属の強度や高度が維持されます。反対に、冷間は室温100度 未満で機 能します。 このため、求められる性能にも違いが生じ、 SKDの中でもいくつかの種類に分かれています。 なかでも熱間金型用ではSKD61、 冷間金型用ではSKD11がよく使われます。
当社のSKD製精密部品 調達実績
精密部品 調達コストダウン.comの合金工具鋼を用いた精密部品の調達実績を一部ご紹介します。
① 製品名:アッパー受け 材質:SKD11 サイズ:100×48
② 製品名:コア 材質:SKD11 サイズ:41×35.5
③ 製品名:チャック 材質:SKD11 サイズ:45×41
④ 製品名:パンチ 材質:SKD11 サイズ:27.75×22
⑤ 製品名:バルブボディ 材質;SKD61 サイズ:115×102
⑥ 製品名:拡張冶具 材質:SKD61
当社が選定するSKD材
前述のとおり、当社は測定ゲージメーカーでもあり、ゲージや治具を主に製作しているので、 冷間金型用であるSKD11を使用します。 SKD11は炭素含有量が工具鋼の中でも非常に多く、 さらにMo(モリブデン)・V(バ ナジウム)が含まれているため、 焼入れ性、耐摩耗性が非常に優れて います。 そのため当社では主 に、特別に摩耗をさせたくないなど 部分的に強度が必要になる部分、焼入れ後のひずみを抑えたい場合、 またはお客様のご要望があった場合などに使用しています。
加工部品調達サービスについて
- Q.1 :
- 試作部品の調達実績を教えてください。
製作可能な加工部品について
品質管理・検査体制について
検査・測定代行サービスについて
加工部品の基礎について
- Q.1 :
- 鋳鉄の切削加工について教えてください。
- Q.2 :
- 研削加工について詳しく教えてください。