海外部品調達ののリスクと、気を付けるべきポイント
愛知・静岡 加工部品調達センターは、海外の部品供給ネットワークを活用して、高品質・低コストで精密部品の調達・提供を行ってきました。しかし、一般的に、海外での精密部品調達はコストダウンという圧倒的なメリットを持ちながらも、品質低下などのリスクがついて回ります。海外で精密部品調達をする場合のリスクには、大きく「品質低下リスク」と「納期遅延リスク」の2つがあります。
リスク① 品質低下リスク
海外で精密部品調達を行った場合、自社が要求した基準をクリアしていない部品が納品されることが国内調達と比較し、多くあります。アジアを始めとした新興国では、国内企業のような品質管理・検査を行っていない企業もまだまだ多く、発注者が意図しない精度で製造された部品は供給されるリスクがあります。低品質部品を仕入れてしまうと、仕入れコストは削減できたが検査コストが上昇し、結果としてトータルコストが上がってしまうこともあり、注意が必要です。
リスク② 納期遅延リスク
海外で精密部品の調達を行ううえで、確定した納期通りに対象部品が納品されない場合があります。海外の企業によっては、国内品より納品までのプロセスが多いにも関わらず、生産・物流管理が徹底されていないこともあり、納期遅延が発生しています。また、昨今の世界情勢もあいまってサプライチェーンが突如分断されるなどの、予想しづらいカントリーリスクもあり、納期遅延リスクの発生がより懸念されるようになっています。
上記2つのリスクを回避するためには、下記に注意する必要があります。
気を付けるべきポイント① 海外だけでなく国内で品質検査する企業を選定する
品質低下リスクを回避するためには、海外での精密部品の品質検査だけでなく、国内でも品質検査を行うなど、2重検査体制をとっている企業を選定することが重要です。
海外での生産品質は日に日に向上していますが、担当者の変更などで品質変化低下リスクが発生し、日本国内の企業では品質管理指導を完璧に行うことが難しいからです。そのため、「サプライチェーン全体の徹底した品質管理を行っている」という企業であっても、自社にて検査を行っていない場合は、選定を避けるという判断も重要となってきます。
気を付けるべきポイント② 長年、日本国内企業と取引している企業を選定する
納期遅延リスクを回避するためには、国内企業と長年取引している海外企業を選定する必要があります。納期遅延を発生させない海外企業は、日本国内企業と長く取引ができており、取引の過程で生産・物流管理が徹底されるためです。また、納期遅延率・納期遵守率という数値を掲載している企業も多くありますが、分母・分子にどの変数をあてはめるかで数値が異なるため、詳細を聞くことも重要です。
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